東京2020五輪・パラリンピックの顛末

日韓記者・市民セミナーブックレット

東京2020五輪・パラリンピックの顛末

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出版社
社会評論社
著者名
谷口源太郎 , 寺島善一 , 澤田克己 , □哲恩
価格
990円(本体900円+税)
発行年月
2021年9月
判型
A5
ISBN
9784784511549

東京五輪・パラリンピックは、新型コロナの感染爆発のさなかに、国民の反対の声を押し切って開催された。贈賄疑惑と「アンダーコントロール」の招致活動から閉幕まで、目を疑うばかりの不祥事と差別言動があらわとなり、あげくに巨額債務が納税者のツケとなる。なぜ、こうまでして東京大会は開催されたのか? 商業主義と勝利至上主義がもたらした顛末は「近代オリンピックの終焉」を物語る。  

 だが、あるべき真のスポーツ・文化の交流は、複雑化する日韓関係においても国境を越えて心をつなぐ。植民地の歴史に抗った金メダリスト・孫基禎と、韓流に憧れを抱く現代の若者たちの相互意識にその姿を見る。

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