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見るだけでわかる海の謎と不思議と環境問題
難解な事柄や膨大なデータを絵や図版でやさしく解説する『インフォグラフィックスで学ぶ○○について知っておくべき100のこと』シリーズの第9弾。
本書では、地球に棲む生物の命の源である「海」を取り上げます。
広大な海でみられるさまざまな自然現象や、海に棲む生物たちの変わった生態などを、眺めるだけで理解できるインフォグラフィックスの手法を用いて、やさしく解説します。
また、我々人類が海と共に生きていくために工夫してきた、造船技術や航海術の歴史などについても紹介しています。
更に現代社会が直面している、海洋汚染の問題も取り上げ、海を守ることの大切さを説明していますので、SDGs教育の一環として、子ども達にぜひ読んでもらいたい1冊です。
◆主なトピックス
・寝るときにパジャマを着る魚がいる
・太平洋上のゴミは1か所に集まり、その面積はフランス国土のおよそ3倍ある
・海底に、ゴジラ・モスラという名の噴出孔がある
・使用済み人工衛星の墓場が太平洋にある
・海に漂う小さなプラスチックの破片は、天の川の星より多い
・東日本大震災で、300種類以上の海洋生物がアメリカに渡った
など。
【編集担当からのおすすめ情報】
広い海には、まだまだ秘密が隠されています。「主なトピックス」では書き切れなかったエピソードを追加で紹介します。
・大西洋は大きな環流があり、目的地によっては真っ直ぐ向かわない方が早く着く。
・赤道には何週間も風の吹かない「無風地帯」が存在し、昔の船乗りを苦しめた。
・津波はレーシングカーや新幹線より速く移動する。
・ヤドカリは共生していたイソギンチャクをつれて別の貝殻に引っ越しをする。
・マッコウクジラは立って寝る。
・我々が必要な酸素をつくっているのはたった1種類の植物プランクトン。
などなど、海には面白エピソードがいっぱい。
本書には、海洋はもちろん、造船技術、海洋生物、海洋地質など、海にまつわるあらゆる学問の入り口が用意されていますので、子ども達の知識と好奇心を養うのに最適です。
特に、本書で紹介している海の汚染問題については、今すぐにでも考えなければならない大切な事柄です。
親子で読んで、海と地球の未来について考えるきっかけにしていただければと思います。
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