取り寄せ不可
変わりゆく世界において、ソーシャルワーカーには、もっとも周辺化され取り残されている人びとを含む関係者とともに、個人や社会の多様なニーズに基づく実践に取り組んでいくことが期待されています。では、国際開発や国際協力の現場においてソーシャルワーカーにはどのような知識や技術、価値が求められるでしょうか。
本書は国際福祉論やその関連科目で活用することを想定した講義用教材です。本書では、世界規模の課題と方策を踏まえつつ、国際開発の文脈において一人ひとりのソーシャルワーカーの実践に求められる視点や理論等について紹介します。いわゆる「ハウツー本」ではありませんが、筆者自身の実践や研究を通じて得られた知見を含め、多角的な視点を養う内容を盛り込んでいます。学びや議論を深められるように、Exerciseを設けるとともに、海外におけるソーシャルワーク実践にかかわりのある三名のコラムも掲載しています。
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