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大目付の大河内右京は、能登にある領地に不穏な動きがあることを知り、訪れるが襲われて窮地に……。
同じ頃、加賀藩金沢城下の漆物問屋の息子鷹太郎が、行方不明だった能登松波藩の秋月家の跡取りだったことがわかる。
しかし、松波藩の家老は、次の藩主に自分の息子をつかそうと画策し、おまけに抜け荷までしていた。
そして前後して、佐渡の異変が幕府に伝えられ、右京の父・正盛は、隠居の身ながら……。
北陸に蠢く悪事を、将軍家の御意見番・大河内家三代の男たちが暴く!
書下し痛快時代小説、シリーズ第2弾!
目次
第一話 殿様商売
第二話 怨霊党見参
第三話 絶海の孤島
第四話 疾れ北前船
井川香四郎 著作リスト
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