通信制高校を選んだわけ

通信制高校を選んだわけ

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出版社
学びリンク
著者名
山口教雄 , 学びリンク編集部
価格
1,540円(本体1,400円+税)
発行年月
2021年8月
判型
四六判
ISBN
9784908555466

◎通信制高校の選び方、学校生活の送り方、卒業後の進路が19人の体験談を通じて分かります!

本書は、卒業生4人、そのお母さん3人、在校生12人が『通信制高校を選んだわけ』について率直に語ってくれています。通信制高校をこれから選ぼうとする方に、リアルな情報として学校の選び方、学校生活の送り方、卒業後の進路が分かってもらえます。

通信制高校を選ぶ生徒の推移を見ると、20年前の2000年度は高校生全体の24人に1人でした。それが、10年前の2010年には19人に1人になり、現在は16人に1人が通信制高校を選ぶまでになりました。私立高校に限ってみれば、8人に1人の割合で私立通信制高校を選んでいます。

時間や行動の制約をあまり受けずに高校生活を送れそうだというのが通信制高校を選ぶ要因になっています。時間と行動が思いのままになるのが通信制高校のメリットです。

通信制高校卒業生、在校生に聴いた『通信制高校を選んだわけ』には、そのメリットをそれぞれの人が自分のスタイルで活かし、自分らしい高校生活を送っている姿がうかがえます。

ただ、そこに至るプロセスは平坦とばかりは言えませんでした。むしろ、悪路を悪戦苦闘しながらようやくたどり着いたという印象のほうが多いように思います。不登校、ひきこもり、発達障害、起立性調節障害、いじめ、転入学などを乗り越えて通信制高校を選びました。
周囲の理解もありスムーズに通信制高校に出会えた人はラッキーな印象さえあります。

一方、多くの人が自分の経験した学校生活、あるいはそれに似た学校生活が普通のことだと思いがちではないでしょうか。それと異なる場合は、ちょっと首をかしげてしまう。どんな人にも学校に対する固定観念があるように思います。

通信制高校は、これまでまさにこの「固定観念」のカベに成長を阻まれてきました。ここにきてこのカベがほころび始めています。
それは、制度が改正されたとか、教育者の思考が変わったとかではないように思います。制度はむしろ規制を強めようとする勢いのほうが強いようです。

そのカベを崩し始めているのは当事者である他ならぬ卒業生や在校生の「通信制高校で良かった」という単純素朴な気持ちのように思います。

出版社からのコメント
小社編集部は、日常的に通信制高校に学ぶ生徒・卒業生を取材し、進学ガイドブック、単行本、フリーペーパーで発表しています。
また、全国約30か所で開催している「通信制高校・サポート校合同相談会」では体験談を聴く会というコーナーを作り、そこで参加者の皆さまに通信制高校生のリアルな声を聞いていただいてます。
本書は、そのような小社編集部の日常活動をベースにしています。卒業生・在校生の話からは、通信制高校とやりたいことの両立(イラスト・美術、野球、eスポーツ、海外留学、美容師など)、自分に合った環境の選択(不登校、ひきこもり、中等部から通信制高校へ、訪問支援、起立性調節障

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