世界大富豪列伝 19ー20世紀篇

世界大富豪列伝 19ー20世紀篇

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出版社
草思社
著者名
福田和也
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2021年9月
判型
四六判
ISBN
9784794225184

贅沢、豪奢、快楽を満喫した人生!

世界の大富豪たちはいかにして資産を築き、いかにして蕩尽したのか。
何のために働き、何を貴び、何を信じたのか――。
稀代の散文家がライフワークとする近現代人物評伝。
一読忘れ難い、鮮烈なエピソードを満載して、孤独で、恐ろしく、愉快な傑物たちの風貌を描く。

アルフレート・クルップ/アルフレッド・ノーベル/大倉喜八郎/ジョン・D・ロックフェラー/渋沢栄一/ルイス・C・ティファニー/高峰譲吉/御木本幸吉/ヘンリー・フォード/小林一三/パブロ・ピカソ/五島慶太/ココ・シャネル/正力松太郎/谷崎潤一郎/梅原龍三郎/石橋正二郎/長尾よね/チャールズ・チャップリン/遠山元一/ポール・ゲティ/山崎種二

【「はじめに」より】
この本で取り上げた大富豪は、こうした時代の大きなうねりの中にチャンスを見出し、
自らの才能で巨万の富を築き上げた人々である。
一体彼らはその富に見合った人生を送れたのだろうか。
分限者(ぶげんしゃ)という言葉がある。
今ではほとんど使われなくなり、どこかの地方の方言だと思っている人もいるようだが、
江戸時代から使われている正当な日本語である。
「金持ち」、「富豪」という意味で使われるが、そもそもは、
「自分の身分がどれくらいで、どれくらいの金が使えるのか限度を知っている者」である。
金を稼ぐのにはもちろん才能が必要だが、金を使うのにもまた才能が必要だ。
もしかしたら、稼ぐよりも使うことのほうが難しいかもしれない。
金をいかに稼いだかよりも、金をいかに使ったか、そちらのほうにこそ、
その人間の人間性は色濃く出ているように思う。

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