愛と差別と友情とLGBTQ+

愛と差別と友情とLGBTQ+

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出版社
人々舎
著者名
北丸雄二
価格
2,860円(本体2,600円+税)
発行年月
2021年9月
判型
四六判
ISBN
9784910553009

"紀伊國屋じんぶん大賞2022 第2位!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

2024年韓国語版出版決定!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



※本書の定価は、2,600円+税となります。

※全国の書店にて、定価でのお取り寄せ購入ができます。



世界を知り、無知を知り、人間を知る。

偏見を助長してきた言葉や文脈を更新し、日本で流通してきた「LGBTQ+」情報の空洞を埋める希望の書。



彼らは世界で何が起きているのかをほとんど知らない。日本で流通している日本語だけの情報で満ち足りて、そこから出ることも、その外に世界が存在することも考えていない。日本の世間は日本語によって護られているつもりで、その実、その日本語によって世界から見事に疎外されているのだ……。

──第4章「クローゼットな言語」より



〈推薦文〉

頭が沸騰した。アメリカの「LGBTQ+」百年の歴史の豊饒を受け止めた著者の目に、すべての私たちの未来が映っている。

──池田香代子(翻訳家)



どのような過去が、現在を作り上げてきたのかーー。蓄積と切り離された、安易な現状肯定は、手痛い揺り戻しを招きかねない。日本とアメリカを行き来し、各コミュニティの内と外を見てきたジャーナリスト。彼だから描ける、歴史と、その先。

──荻上チキ(評論家)



この本にあふれる愛は、日米を問わぬ遍きマイノリティへの讃歌でもある。小さき者たちがこの半世紀、歯を食いしばってクリエイトしてきた歴史や文化を再発見した。

──津山恵子(ニューヨーク在住ジャーナリスト)



以前、島根県隠岐之島に歌いに行った時に頂いた小学生からの手紙に、「うまれてはじめてオカマさんをみました」と書かれていた。その時感じた素直さと違和感。その間を埋めるものがこの本にはある。

──中村 中(歌手・役者)



本書は厳密な意味で、「ゲイ」の歴史学であり、社会言語学であり、政治学であり、社会学であり、哲学だ。一つの視座から捉え切れない全体性を描き出している。最後に著者は当事者として一つの公式に到る。恋愛=ヘッセ的友愛+贈与としての性行為。友愛の力を欠けば、恋愛を持続することも差別せずにいることも不可能だ──僕は全面的に賛同したい。

──宮台真司(社会学者)"

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