取り寄せ不可
彼は何も知らずにあやしている。
望まないと言った、我が子を。
私はなぜ、心から愛したモーガンと別れてしまったのだろう。
妊娠を知ったとき、エリーは何も告げずに彼のもとを去った。
なぜなら、モーガンははじめからはっきりと宣言していたから。
“僕は、ぜったいに子どもは欲しくない”と。
情熱的な愛の営みにおいても、その固い意志は明らかだった。
愛する人か、子どもか――。エリーは子どもを選んだのだ。
だがモーガンはその財力をもって簡単にエリーを見つけ出し、
容赦のない誘惑を仕掛けてくる。彼女の抱く幼いロージーを、
友達の子だと思い込み、かわいいね、などと言いながら……。
諦めたはずの愛する人が再び目の前に現れる。自分の娘に気づきもしないで――。最高に切ないシークレットベビー・ロマンスです。
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