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無常は原始仏典では根拠なく使われているし、原因があって結果があることは現代人には当たり前である。ゴータマ・ブッダが言いたかったのは無常であることや因果が存在することだったのだろうか? もちろん違うはずである。ゴータマ・ブッダは自身の感じる実存的な苦しみの原因とその治療法を探していたのだ。著者は十二因縁や五蘊に登場する行(サンカーラ)に着目する。十二因縁で無明の次に登場する行は根源的な苦しみの原因であるはずだ。行(サンカーラ)の新解釈を通して著者はゴータマ・ブッダ思想の全容を明らかにする。読者のゴータマ・ブッダ理解を、その先へと進める一冊。
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