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アジアや世界各地への旅、そして日本の神事や祭りを追いかけ数々の作品集・エッセイをあらわしてきた小林紀晴。最新作『深い沈黙』では故郷・諏訪地方で見続けてきた冬の原風景を発端に、日本各地の冬山の光景を撮影している。視界を覆うのは、曇天にぬり込められた、沈黙したモノクロームの世界。まるで自然そのものが、黙し悲しんでいるかのような。ことばを持たない自然の嘆きを繊細な描写と丹精な印刷表現で表現した美しい大判の写真集になりました。初公開の作品31点と自身による解説、および山内志朗(倫理学、哲学研究)によるエッセイを収録。
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