振りきった、生ききった「一発長打の大島くん」の負くっか人生

振りきった、生ききった「一発長打の大島くん」の負くっか人生

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出版社
中日新聞東京本社
著者名
大島康徳
価格
1,540円(本体1,400円+税)
発行年月
2021年8月
判型
四六判
ISBN
9784808310646

「負くっか」(=負けるもんか)と生ききった人生。
 がん闘病の末、6月 日に亡くなった元野球選手の大島康徳。高校生で始めた野球で1969年にプロ入りし、中日ドラゴンズではホームラン王を獲得、2度のリーグ優勝も経験した。ファイターズ移籍後には最年長で2000本安打を達成(当時)、引退後は監督としてチームを率い、2006年の第1回ワールドベースボールクラシックでは打撃コーチとして世界一に貢献した。
 華々しい経歴の裏には、もちろん苦悩や挫折もあったが、それさえも持ち前の明るさで乗り越えてきた。2016年に大腸がんで余命1年の宣告を受けたあとも野球評論家として活躍すると同時に、がんと共に生きる姿も隠さずブログに綴るなど、常に前向きに生き抜いた姿に励まされた人も多い。
 そんながむしゃらな野球人が綴った自伝。野球ファンなら目に浮かぶ、あの試合、あのシーン、あの選手の裏話も嬉しい。
 新聞連載の終了を待たずに逝った著者の希望に沿って、緊急追悼出版する。

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