自然の哲学

自然の哲学

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出版社
ヘウレーカ
著者名
高野雅夫
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2021年8月
判型
四六判
ISBN
9784909753106

自然〈しぜん〉と人間を区別することなく、

両者が一体となった自然〈じねん〉の世界。

里山とはそのような場所であり、変わりつつある今も、

さまざまなことを教えてくれる。

里山に移住してきた若い人たちとの対話を手がかりに、

自らも里山に移住した環境学者が思索を深めてたどりついた、

サステナブルな生き方とは――。



田舎暮らしにあこがれているけれど、迷っている人、必読。

もちろん、移住を決めた人、すでに移住した人にもおすすめ。

そして、移住者を受け入れる側の人たちにもぜひ読んでほしい。



この危機の時代に、田舎に暮らすことの意味が掘り下げられ、

同時に問題点も明らかにされますが、それでも希望が見えてきます。

人とつながって、自然とつながって、生態系の一員として暮らしていくこと。

それがいまある生態系を維持し、その恵みを将来世代へとつないでいく。

田畑を借りて自家用コメや野菜をつくり、山で木を伐って燃料を調達する。

そんな日常が、おカネに支配された心を解放してくれる。



持続可能な自分も、未来も、里山から始まります。

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