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シリーズ第3巻『こころ』は、夏目漱石の長編小説。漱石の代表作の一つ。「上 先生と私」「中 両親と私」「下 先生と遺書」の三部構成となっている。1巻は、「上 先生と私」「中 両親と私」を大活字、読み仮名付きで収載している。学生だった私が、鎌倉の海岸で一人の男性と知り合う。その男性を〝先生〟と慕うが、なかなか先生はこころを開いてくれない。ある日、私が故郷に帰省中、一通の封書が届く・・・。エゴイズムと人間の心の機微が丁寧に描かれ、今でも多くの人々に読み継がれている名作。
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