1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
伝奏屋敷の諸大夫で、正六位下にして主馬の官名まで賜った峰近香四郎──。
五摂家の雄となる九条家の侍である。だがこの香四郎、つい先ごろまでは四男坊の冷飯くいだった。
兄の死で家督を継ぐや、老中・阿部正弘や町奉行・遠山左衛門尉との出会いによって運命が急変し、
大名にも劣らぬ駕籠で出仕する身分に上り詰めたのだった。
ところが弘化となった今、国内の沿岸では異国船の出没が相次いでいた。
このままでは外国の餌食にされてしまう──強い危機感を抱いた香四郎は、
世の仕組みを立て直さんと、出世へのさらなる野望を秘める。
国のため、民のため、菊の太刀を手にして立ち上がる江戸っ子侍!
そして、そんな香四郎の目の前にふたたび老中が現れるのであった!!
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。