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◎ 真福寺(大須観音)は、仏教典籍と共に、鎌倉・南北朝時代に書写された数多くの中世神道資料が所蔵されており、研究上比類ない価値を持つ。先の『真福寺善本叢刊』以降に発見された写本をはじめとして構成される本叢刊は、中世神道研究のみならず、日本中世の宗教思想・信仰文化の解明にとって多大な貢献をなすものと期待される。
◎〈第三期〉最終回配本となる本巻では、両部神道の主要流派である「御流神道」の典籍・印信を紹介。その教学の実態を明らかにする。
<収録内容 A:影印収録 B:翻刻収録 C:影印+翻刻収録>
神祇灌頂大事C/神道遷宮次第〈大師〉C/神祇秘記C/御流神道父母代灌頂C/御流神道灌頂内堂儀式C/神道灌頂指図A/神道印信類B
*執筆担当: 「御流神道」総説=伊藤聡/『神祇灌頂大事』『神道遷宮次第〈大師〉』『神祇秘記』『御流神道父母代灌頂』『御流神道灌頂内堂儀式』翻刻・解題=伊藤聡/『神道灌頂指図』解題=鈴木英之/『神道印信類』翻刻=大東敬明・中野顕正、解題=大東敬明
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