機能獲得の進化史

機能獲得の進化史

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出版社
みすず書房
著者名
土屋健 , 群馬県立自然史博物館 , かわさきしゅんいち , 藤井康文
価格
3,520円(本体3,200円+税)
発行年月
2021年8月
判型
四六判
ISBN
9784622090298

生命史において、最初に「眼」や「顎」を、「あし」や「翼」などの機能を獲得したのはどのような生物だったのだろう。そしてその始点に、化石記録によってどこまで迫ることができるのだろうか。
新たな機能を獲得した種の出現によって、その生態系での生存のルールが一変することがある。たとえば約6億年前には、眼も手足もない生物たちが海で暮らしていた。しかしひとたび眼を持つ生物が出現すると、生態系が激変した。弱肉強食の世界に変わったのだ。
その後も、たとえばあしを転用することで陸上生態系への進出が、乾燥に耐えうる卵を生むことで完全な陸上生活が可能になった。巣を作ることで、生存の難しい地域に進出できるようにもなった。
飛行能力、暗視能力、反響定位能力。新たな生存のルールのもとで、生物は次々に新たな機能を獲得していき――そして現在、生物は地球上の至るところにはびこっている。44点の古生物イラストとともに、6億年の生命史に転換点をもたらした生物たちに迫る書。

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