取り寄せ不可
偽りの夫を
本当に愛したら、終わり。
秘書のクレアは、ボスのジェイクに請われ契約結婚をした。
だが迎えた2度目の結婚記念日、彼女の心は沈んでいた。
先日、夫とさる令嬢の熱愛が新聞に取りざたされたのだ。
ついにその日が来てしまったのかもしれない――
どちらかがほかの誰かを真剣に愛し、再婚を望んだときは、
契約は解消して離婚するというのが、この結婚の条件だ。
密かにジェイクを愛していたクレアの胸は張り裂けそうだった。
それなら、彼が楽になるよう、私からさよならを告げよう。
夫を愛するがゆえ、クレアは心変わりした妻を演じたが……。
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