原爆スラムと呼ばれたまち

原爆スラムと呼ばれたまち

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出版社
あけび書房
著者名
石丸紀興 , 千葉桂司 , 矢野正和 , 山下和也
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2021年7月
判型
A5
ISBN
9784871541916

原爆ドーム北側を東西に走る電車道の愛称として呼ばれる「相生通り」は、半世紀前、1000戸を超えるバラック住宅がひしめき合う「原爆スラム」と呼ばれる「まち」があった。そこには、「スラム」と呼ばれた社会的偏見とは異なり、貧困に加え国籍差別や被爆による様々な困難、さらに土地の不法占拠からくる一種の負い目や居住環境など多くの問題をかかえながらも、荒廃・無気力・陰湿というものは稀で、むしろ活気があり明るささえ漂っている状況で暮らす人たちや家々や通りの姿があった。消滅したまち「基町相生通り」を悉皆調査(全世帯全戸調査)した記録を、半世紀の時を経て本書で明らかにする。

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