ニヒリズムとテクノロジー

ニヒリズムとテクノロジー

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出版社
翔泳社
著者名
ノーレン・ガーツ , 南沢篤花
価格
2,970円(本体2,700円+税)
発行年月
2021年8月
判型
四六判
ISBN
9784798161952

"ニーチェだったら、現代テクノロジーをどう見るだろう?

挑戦的「思想実験」の書が上陸



【本書の概要】

・ニヒリズムの観点から、テクノロジーと人間の関係を読み解く

・SNSや有名アプリ・サービスを題材に、人が「無」に向かう構図を解説

・現代の研究や調査、理論を反映、ニーチェの哲学が現代に通用することを示す



【人を虚無に導く企業やサービス】

Facebook, Twitter, Netflix, YouTube, Google,

Pokemon GO, Fitbit, Uber, Airbnb, Tinder, etc.



【対象読者】

・哲学的観点から現代テクノロジーとの向き合い方を考えたい人

・AIやアルゴリズムが人に与える影響が気になる人

・テクノロジーと自己の関係を見直し、批判的かつ楽観的な思考を得たい人


※哲学理論が登場します。不慣れな方は事前に目次や内容をご確認ください

※テクノロジーの専門知識は不要ですが、流行のアプリやサービスは知られているものとして扱っています


【まえがきより】

ニーチェが分析していたのはテクノロジーではなく、

道徳や宗教とニヒリズムの関係だが、

この分析はテクノロジーにも当てはまる。



私たちは、テクノロジーを通じて倫理的な目標を追求している。

テクノロジーはユーザーの信仰を育み、ユーザーの献身を引き出している。

こうした構図から、テクノロジーにニーチェの哲学・思想が当てはまると確信した。



本書はニーチェの思想に対する新たな解釈を探るものではない。

人とテクノロジーの関係について、ニーチェの哲学をヒントに、

その優れた批判的視点を養うことを目指したものだ。



この本は学術面でも文化面でも、対象とするグループを特定していない。



ニーチェ流に言うと、本書はあらゆる人のための、

そして誰のためのものでもない1冊の書である。



【目次】

第1章 ニーチェなら現代テクノロジーをどう見るか?

第2章 ニヒリズムとテクノロジーの関係

第3章 ハイデガーの技術論への反論とポスト現象学

第4章 ニヒリズムと「催眠」テクノロジー

第5章 ニヒリズムと「データドリブン」テクノロジー

第6章 ニヒリズムと「娯楽経

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