声なき蝉 下

文春文庫

声なき蝉

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出版社
文藝春秋
著者名
佐伯泰英
価格
814円(本体740円+税)
発行年月
2021年8月
判型
文庫
ISBN
9784167917326

坂崎磐音の嫡子・空也。
名を捨て、厳しい武者修行の旅に出た若者の前に待ち受けるものは――。
長編時代小説の金字塔「居眠り磐音」に続く「空也十番勝負」シリーズ、〈決定版〉として刊行開始!


いざ薩摩へ――「一番勝負」!

外城衆徒(とじょうしゅうと)との死闘の末、若者は狗留孫(くるそん)峡谷の滝壺へと落下した。
大河を漂流するところを、薩摩藩前藩主・島津重豪の重臣、渋谷重兼と孫娘の眉月に命を救われた。
重兼の麓館(ふもとやかた)で心身を癒した若者は、血気盛んな野太刀流の遣い手・薬丸新蔵と猛稽古に励む。
やがて、外城衆徒の背後にある藩内抗争が明らかとなり、若者は再び闘いの地へと向かう!

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