PICCの教科書

PICCの教科書

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出版社
南山堂
著者名
岩田充永 , 酒井博崇
価格
2,750円(本体2,500円+税)
発行年月
2021年8月
判型
B5
ISBN
9784525504014

『PICCのメリットから実際の手順・管理までこの1冊でわかる!』

 「PICC(末梢挿入式中心静脈カテーテル)」は,海外では広く普及しており,日本でもさらなる普及率の増加が見込まれている.PICCは,他のカテーテルと比較し,安全面に大きなメリットがある.また,適切に管理すればカテーテルを長期間留置することも可能であるため,患者負担も軽減することになる.
 本書は,PICCを取り扱う医療スタッフを対象とした教科書である.看護師による38の「特定行為」の1つとしても「PICC挿入」が盛り込まれており,医師のみならず、診療看護師やそれを目指す看護師にもその知識・スキルが求められている.
 PICCの特徴およびその使い方の基本スキルを身に付けられるよう,本書では,カテーテルの使い分けから,PICC挿入の手順,PICC留置中の管理・合併症対策までのポイントを整理した.挿入手順・管理については、そのポイントを「web動画」でも確認できる.また,臨床現場でみられた問題をもとにトラブルシューティング事例も取り上げた.

[目次]
1章 PICCとは何か

2章 PICC挿入前に知っておきたい基礎知識
 1.超音波画像診断装置の使い方
 2.胸部X 線写真の読影
 3.マキシマル・バリアプリコーション

3章 PICCの挿入手順
 1.X 線透視下におけるPICC 挿入
 2.over-the-wire 方式によるPICC 挿入
 3.ベッドサイド(非X 線透視下)におけるPICC 挿入
 4.ベッドサイド(非X 線透視下)におけるより安全な挿入方法

4章 PICCの管理と合併症対策
 1.PICC 留置期間中の管理方法と観察ポイント
 2.PICC の合併症と予防・対処方法
 
5章 こんなときどうする?トラブルシューティング事例

付録 最適位置の画像確認

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