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寺田寅彦は明治時代の物理学者。科学の幅広い分野に興味を持ち、新しい研究分野を切り開きました。関東大震災の被害状況をつぶさに調査し、防災科学に力を注ぎました。「天災は忘れた頃にやってくる」というのが口ぐせでした。漱石とも交流があり、バイオリンを弾き、俳句もたしなみ、多方面への随筆を数多く残しています。
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