プロセスエコノミー

プロセスエコノミー

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出版社
幻冬舎
著者名
尾原和啓
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2021年7月
判型
四六判
ISBN
9784344038332

商品レビュー

評価
★★★☆☆
公開日
2021年8月23日

売る前に、もう売れている

◾️【プロセスエコノミー(著者:尾原和啓)】
2021年7月30日出版

○トータルおすすめ度 3☆☆☆★★
○大学生のおすすめ度 3☆☆☆★★

・約180ページ
・使用時間:2時間
・自分の本書のペース:15ページ/10分

①おすすめ度(全体&大学生)と
②読むのにページあたりどれくらいかかったか
 読書ペースを載せてみます(自分遅めです(*´∇`*))
 少しでも参考になりましたら。

●紹介本文
 『プロセスエコノミー』
出来上がった『アウトプットー商品』だけでなく
つくる過程『プロセス』で売ろう、選ばれよう
というテーマの本書

 たぶん1番の体現者はキングコング西野亮廣さんなんだと思います。
 絵本や映画をつくる際も、
普通なら商品:絵本1000円×5万部×印税10%なら、作者に入るお金はま500万円なので、500万円までの手間しかかけられない、
 しかしその活動を応援するオンラインサロンのメンバーから月額1000円×6万人×12ヶ月=年間7億円入るので、500万円しか儲けが入らなくても、絵本に1000万円の手間(予算)をかけることも出来る
 大事なのは6万人のメンバーが支持し続けてくれる様に、『自分の軸』をブラさず頑張り続けること。

 本書は、そんな『プロセスを売ること』逆に『商品』だけでは売れない時代であること、を近代ビジネス論者の引用なども多数使い説明してくれる。
 YouTubeでビジネス関係みてる方にはもう聞き飽きた話ではあるが、改めてまとめてあるので確認に
 まだあまり『プロセスで選んでもらう』の感覚がない方は必読、ぜひ読んでみてください。

 具体例がたくさん出てくるが、ジャニーズの話が『昔からこんなにやったいたのか』と感心した。また下記の好きなフレーズで

 最後の辺りで『Googleの20%ルール』(※ 自分の就業時間の20%を好きなことに使い、うまくいけば正式な仕事にしていく)に言及した部分が良かった。
 『これは一言でいうと、今を生きていますか?という問いかけです』
 そしてもう1つGoogleのマインドフルネスの考え方、この2つが連携し、現状を打破するイノベーションを起こすうえで「今が大事なのだ」とGoogleは仕組みで社員に伝えている。

●好きなフレーズ
①世界は、やがて、ローカル・ハイクオリティが死に絶え、『グローバル・ハイクオリティでノーコミュニティ層』と『ローカル・ロークオリティでコミュニティ層』の2つの組み合わせに分かれていくでしょう。

②ジャニーズは昔からプロセスエコノミーを大切にしていた、Jr.から頑張る姿を見せて『推し』の密度と濃度を高めて初めてデビューする

③ジャニー喜多川さんの仕掛けで都市伝説になっているものが『コンサートで帰りの路線が同じになるだろう人たちをコンサート席も近くに配置していた』というものだ、帰りの電車で余韻に浸っているところ、さっき会場で近くだった人がグッズ片手にそばに居る、そこからコミュニティが生まれ、更なる価値となっていく

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