出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます
染織祭とは、昭和恐慌期に起こった祭りである。なかでも女性時代風俗行列は男性装束のみの時代祭と対比され、祇園祭にも匹敵する観客を集め、染織業界のみならず多くの業界がこれに便乗し、当時「京都四大祭りの一つ」と謳われた。古墳時代から八つの時代を重ね江戸時代末期まで、絢爛豪華な装束を着た女性たちが練り歩く、まさに衣装で綴る時代絵巻であった。
本書では、祭りを創設した京都染織業界、その中核となった京都染呉服商、さらに祭りを支援した京都市の動向を追っていく。長年謎に包まれていた祭りの実態を新出史料から解き明かし、恐慌・戦争・復興を駆け抜けた染織祭の意義を考える。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。