近代華族動物学者列伝

近代華族動物学者列伝

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出版社
勁草書房
著者名
保科英人
価格
3,300円(本体3,000円+税)
発行年月
2021年7月
判型
四六判
ISBN
9784326750580

明治維新後、特権階級たる華族の一部は動物学に没頭しつつ、議員職にも就いていた。彼らの議会発言を通して理念や問題意識をたどる。

“鳥の公爵”鷹司信輔、蜂須賀線の蜂須賀正氏侯爵、博物館建設の父・田中芳男男爵らを筆頭に、華族たちは趣味的といわれる動物学を発展させていった。同時に彼らは帝国議会議員であり、本議会等の議事録に貴重な肉声資料が残る。これまで見過ごされがちだった議会発言に着目し、知られざる「華族動物学者」たちの実態を明らかにする。

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