取り寄せ不可
彼の鑑定品には、本物の歴史が宿っている。
当代きっての史料文書の鑑定家であるネイサン・ラーブ。
彼はこれまでに、ナポレオンの死亡診断書や、エディソンの試作品、
JFKが暗殺された際の遺体のやり取りについて録音された音声テープなど、
歴史の一大局面に立ち会った品を数多くやり取りしてきました。
そのような貴重な品々を取り扱ってく中で、著者は故人の名誉にかかわる課題や
政治的な思惑など、単なる商売としてのやり取りを越えた、
壮大なドラマの中に巻き込まれてゆきます。
歴史の細部が宿った遺品にまつわる数々の物語について、
自身の鑑定家としての成長とともに語る、新たな形の歴史ノンフィクション。
<目次より>
第一部 見習い時代
第1章 子どもの頃:ベーブ・ルースとセオドア・ルーズヴェルト
第2章 父から学んだこと
第3章 どんな価値があるのか
第4章 黄金勲章、シルクハット、銀の水差し
第5章 オークションという勝負
第6章 贋作の世界
第7章 素顔のロナルド・レーガン
第二部 至宝を求めて
第8章 ワシントンの測量図の謎
第9章 指揮をとる
第10章 ナポレオンの死亡報告
第11章 来歴、つまりこれはどこから出てきたのか
第12章 トマス・エディソンとアルバート・アインシュタイン
第13章 「女性を社会で大切にすべき存在とお考えなのは承知しております」
第14章 トマス・ジェファソンの図書室
第15章 ジョン・F・ケネディの録音テープ
第三部 歴史の持つ意味
第16章 マーティン・ルーサー・キングが遺したもの
第17章 アンドルー・ジャクソンと涙の旅路
第18章 ナチス・ドイツからひそかに持ち出す
第19章 金鉱脈
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。