1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
伝説の少年誌編集長・壁村耐三との日々…
「ドカベン」「がきデカ」「ブラック・ジャック」等、日本中を沸かせた人気
マンガを続々と世に送り出した「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)。
のちに編集長(7代目)となった著者が記す波乱に富んだ迫真のドキュメント。
本書の中心人物は2代目、名編集長・壁村耐三。著者の前に編集長として現れ、
その存在を強烈に見せつけ、ひたすら会社のため、雑誌のため、文字通り死力を
尽くし、散った。延命を第一におく現代医学はこの人を生き永らえさせたが、
その結果はあまりにも悲惨だったと著者は言う。
多くの記述は日記や手帳のメモに基づいており、時系列に間違いはない。
けれども記憶が定かでない点もあるという。取材中、秋田書店OBには
「古いことを……」と苦笑されもしたというが、当時の「週刊チャンピオン」
の全貌をにわかに描き出す本書には、その場にしかない雰囲気と貴重な証言が
可能な限り納められている。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。