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問「合衆国の1200万の黒人たちは、人種差別の解放などのような基本的人権の獲得のために闘っています。インドにおける貴方がたの闘争からして、一言、助言なり激励の言葉なりいただけませんか?」
ガンディー「わたしも南アフリカでそうしたものと闘わねばなりませんでした。……わたしに言えることは、非暴力の方法による以外に道はないということです――ただしそれは、弱者や愚者の道ではなく、強者や賢者の道です。」
1948年1月30日夕刻、凶弾に斃れた〈マハトマ=偉大な魂〉は、複数の民族主義と言語、原理主義的行動にはしりがちな多くの宗教が入り乱れるインドにあって、あくまでも「非暴力」で祖国をイギリスから独立させ、統一しようとした。その79年の生涯を賭けて。あまりの理想主義と言われながらも、その粘り強い言葉は、インドの一草から全世界に及んだ。チャーチルは、大英帝国の版図が音を立てて崩壊してゆくのを目撃する。「たった一人の粗末な白衣をまとった小男にイギリスが敗れた」。
1920年から、死の前日の1948年までの言葉を収める。
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