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本書は,W. P. Thurston(サーストン)による講演“Shapes of Polyhedra”を端緒として,「多角形の形」に関するサーストンの定理を解き明かす。サーストンは,等角n角形のモジュライに対して,蝶変換という操作を導入することで鏡映変換群の話と結びつけた。本書では,多角形という素朴な題材が,現代幾何学により美しく解きほぐされる過程を体感することができる。
※本書は1999年10月に(有)牧野書店から刊行された『多角形の現代幾何学[増補版]』を共立出版(株)が継承し発行するものです。
【関連書籍】『サーストン万華鏡―人と数学の未来を見つめて―』(小島定吉・藤原耕二 編)
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