3.11を中心にして、世界と日本で行われてきた復興の実態、とくにそれを担う主体の問題をとりまとめた、復興の「実装」論。
東日本大震災からの復興においても、下部構造に面倒なことが押しつけられ、それが等閑視される状況は、そう変わっていない。むしろこれは、現代の我々の社会が共通して抱える問題ともいえる。(中略)優れたコンセプトであるBuild Back Better に応える事例が復興の現場でなぜ少ないかを問う災害の科学、そして、感染症の流行の抑止の国ごとの巧拙にも関わる公衆衛生や政治・政策の科学などにも共通する。(中略)本書が、これから起こるかもしれない災害と復興に論理的な補助線を引く助けになればと思っている。(「はじめに」より)
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