ことばは今この瞬間に動き、獲得され、歴史的に変化し、ミクロ、マクロに渡って変異する。そのとき、どんな「駆動体」が働き、やがて緩い「集合体」へと収斂されていくのか。その過程の解明こそがことばの動的な性質の鍵となる。本書『動的語用論の構築へ向けて』(第3巻)は、「相互行為言語学」「類型論」「認知言語学」「会話分析」「ポライトネス」「民族詩学」などの分野を横断する超領域的な新しい語用論の領域に挑戦する。執筆者:堀江薫、黄祺佳、木本幸憲、遠藤智子、池沙弥、山田仁子、小松原哲太、伝康晴、名塩征史、早野薫、椎名美智、滝浦真人、北野浩章、片岡邦好
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