取り寄せ不可
闘牛好きの落語家・川柳渡世人が巧みな話術であなたを誘います。
真打になって十年目、スペインの闘牛を愛してやまない
落語家・川柳渡西人(かわやなぎとせにん)の新作落語が時系列で語られる時代小説。
作品の舞台は宝暦5年(1755年)6月の京都(江戸時代)、
動植物の姿を躍動的かつ繊細に描く伊藤若冲、
地質学者、医者でもあり欄画家としても知られている平賀源内、
眼鏡絵に影響を受けた円山応挙が登場し
十日間に渡り江戸時代に一風景が語られていく。
川柳が高座に上がる時、舞台には出囃子のフラメンコ三味線がなり響く。
観客はカポーテ(闘牛士が身にまとうケープ)を羽織った川柳に興味をそそられ、
高座の最後、テレビドラマの主題歌が歌われる中、翌日の続きを期待する。
読み終わったあと落語を見に行きたくなる斬新で新鮮な作品だ。
七月十一日 初日
七月十二日 二日目
七月十三日 三日目
七月十四日 四日目
七月十五日 五日目
七月十六日 六日目
七月十七日 七日目
七月十八日 八日目
七月十九日 九日目
七月二十日 十日目
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