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著者は東日本大震災の前年から北海道胆振東部地震の翌年までを白老町で過ごした。その時期に書かれた詩を収録する。地元北海道の特異な歴史に根差した作品から、生物学や地質学をふまえた作品まで、視野を広くとり、個の抒情を越えた詩世界を創造する。媚もごまかしもない峻烈で明晰な言葉が生の謎と対峙するときの、断固たる詩の構えが立ち上がる。地球史をも突き抜ける壮大なイマジネーションはあらゆる世の涯をこえて「喪の明ける方角」を指し示すだろう。
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