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公益社団法人「こども環境学会」が設立されたのは2004年。こどもの成育環境をよりよくすることを目的に、学問領域を超えて研究者や実践者が集い、その研究成果をもとに提言し、実践活動を展開してきた。本書では、発足当時から課題とされてきた「こどもと自然」にあらためて焦点を絞り、発信する。「かつて日本のこどもたちは、森の中や川の中で身体を思う存分使って遊ぶことができていた。寺社の境内は都会に残された森であり、居住地の近くには川や野原が多く存在していた。しかし、いつからかこどもの遊び場は寺社の境内から公園などと限定的な場所に変わってきた。すなわち、公園以外の遊び場はことごとく失われてきたのである」(「まえがき」)。内外の知見と豊富な事例にもとづいた提言の数々はいまこそ考えるべき論点に満ちている。
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