最後の将軍徳川慶喜の苦悩

最後の将軍徳川慶喜の苦悩

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出版社
湘南社
著者名
松原隆文
価格
990円(本体900円+税)
発行年月
2021年6月
判型
B40
ISBN
9784434290978

体制が危機に瀕した時、その責任者はどのように行動したか? 歴史に興味のある者なら皆大きな関心を持つ。徳川慶喜は、開府以来ともいうべき幕府の危機を救える能力・見識・実行力を持った唯一の男であった。彼は本来、十四代将軍に相応しかった。もし彼がその時点で将軍になり、関東の政令を一新して行財政改革を断行していれば、幕府は立ち直っていたかもしれない。後に将軍に就任した慶喜は慶応三年、ようやく幕政改革に着手したが、この時点で幕府は既に腐りかけており、慶喜をもってしても如何ともし難かった。その意味で慶喜は最後の将軍というより、むしろ遅れてきた将軍と言うべきであろう。今回は「増補改訂版」として新たに第九章を増補。日本近代化のために孤軍奮闘した徳川慶喜のほぼ1年8ヶ月の激動の日々を記す。

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