ダム建設と地域住民補償

文化とまちづくり叢書

ダム建設と地域住民補償

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
水曜社
著者名
古賀邦雄
価格
3,520円(本体3,200円+税)
発行年月
2021年6月
判型
A5
ISBN
9784880655062

大規模公共事業は住民たちに何をもたらしたのか…。

用地補償の事例から見た、ダム用地取得の裏表。



公共事業の中でも特に大規模なダム建設。

治水のために、河川にダム、堰を造り、水害の減災を図り、さらに利水として、建設した導水路によって、水道用水、農業用水、工業用水、電力用水の供給などの役割を担っている。



しかしダム建設にはまず用地の確保が必要である。水没する用地の取得、水没者の家屋、立竹木などの補償。用地交渉説明会では、故郷を喪失する住民からダム反対の鋭い意見が出され、何年も進捗しないことも多い。やがて何度も説明を重ねダム建設の役割が理解されると同時に、補償交渉も進展し始める。



本書は33年にわたり、ダム用地交渉の最前線で業務を担当した著者が、自身の経験と河川・湖沼に関する膨大な文献から、用地補償業務の事例と湖底に沈んだ地域住民の心を貴重な図版・資料を交えながら描く最新刊。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top