発達心理学とその近接領域の研究成果を紹介。これまでどのようなことがわかり今後なにを解明すべきかを概観し、将来を展望する。
目次より
序 文 内藤美加
1章 認知発達と文化 先﨑沙和
2章 物語理解と感情 米田英嗣・間野陽子
3章 授業研究への心理学的アプローチ 河野麻沙美
4章 ひきこもり――「支援」と「治療」のはざまで 斎藤 環
5章 知能の理論とテスト 緒方康介
[特別論文Ⅰ]
手段化される国語――高等学校国語科の科目改訂に焦点をあてて 多和田真理子
[特別論文Ⅱ]
大学入試改革――迷走への批判を超えて 南風原朝和
コメント:頑迷さにいかに立ち向かうか 苅谷剛彦
[書評シンポジウム]
千田有紀・中西祐子・青山 薫著『ジェンダー論をつかむ』
(2013年,有斐閣,244ページ,本体1,900円)
Ⅰ 本書の紹介 千田有紀
Ⅱ 書 評
1.ジェンダーの発達研究への道を顧みて 柏木惠子
2.社会学と心理学のさらなる協働・融合研究へ 湯川隆子
3.ジェンダー論の深化に向けて 渡邊 寛
4.教科書として使う,組み換えて使う 森山至貴
5.一筋縄ではいかない『ジェンダー論をつかむ』こと 戒能民江
Ⅲ 書評に応えて 千田有紀
[最終章]
『児童心理学の進歩』60巻を顧みて――日本児童研究所を代表して 高橋惠子
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