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いじめ、差別、虚無感、愛されない苦しみ、親との確執……それぞれの理由で集団自殺を試みた6人の若者達。
しかし、闇サイトで入手した薬が偽物で、全員生き延びてしまう。
「一遍死んだんやから、もう怖いものはない」。自分たちを死の淵に追い込んだ「加害者」に対し、6人は犯罪も辞さない世直し活動を始める。
ドラッグ売人狩り、差別団体へのテロ、そして首相暗殺。
その過激な行為で世間の賞賛と非難を浴びながら、6人の活動はエスカレートしていき……
誰が本当の屑(トラッシュ)なのか。
雑誌連載時から賛否を巻き起こした問題作、ついに書籍化。
弱冠22歳の著者が問う「正義」と「暴力」。
小説すばる新人賞受賞後第一作。
【プロフィール】
増島拓哉(ますじま たくや)
1999年大阪府生まれ。関西学院大学法学部卒。2018年、『闇夜の底で踊れ』で第31回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。
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