『吸血鬼』になったら天敵がやってきた件!?
ラウラから貰った吸血鬼の血液を飲むことでレントは、これまでと全く違う存在進化――吸血鬼への『新生』を果たす。
どんな存在になろうとも「神銀級冒険者を目指す」という誓いを胸に。
一方、そのレントがいる都市マルトへ新たな賓客が訪れようとしていた。
一人は西方諸国で権勢を誇るロベリア教の『聖女』ミュリアス。
東天教が広く信仰されている地にロベリア教を布教するため。
そして、もう一人は金級冒険者のニヴ・マリス。
吸血鬼を狩ることに異様な執着をみせる吸血鬼狩りであった――。
タラスクを単独で狩る偉業を成したレントに疑いを抱いたニヴは、確実に吸血鬼をあぶり出すという《聖炎》を放つが……!?
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