マンガ日本の歴史 15 新装版

江戸幕府の成立と鎖国政策

中公文庫

マンガ日本の歴史

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出版社
中央公論新社
著者名
石ノ森章太郎
価格
924円(本体840円+税)
発行年月
2021年6月
判型
文庫
ISBN
9784122069572

大御所家康の死は幕府に動揺を与えるが、二代将軍秀忠は〈武家諸法度〉による改易・転封で大名を統制し権力を強化する。朝廷には〈公家諸法度〉で後水尾天皇に親しい公家を処罰、和子姫入内を強要し、朝廷をも凌駕する幕府権力の強化に成功する。幕閣体制を整え強力な将軍権力を行使した〈生れながらの将軍〉家光は、家康や秀忠とは違う対外政策〈鎖国令〉をとり、外国貿易の統制、キリシタンの弾圧を強化。天草四郎時貞を首領とする〈島原の乱〉に狼狽するも幕府はこれを制圧。参勤交代の導入や日光東照宮の造替など幕閣体制を整え、幕府盤石の基盤を築く。


原案執筆・高埜利彦




〈目次より〉


序章 「東照大権現」の威光


第一章 和子入内と朝廷支配


第二章 将軍秀忠の大名統制


第三章 幕府の宗教統制


第四章 女帝誕生


間章 国を鎖す


第五章 鎖国下の長崎出島


第六章 対馬・薩摩・松前の交流


第七章 生れながらの将軍家光


 解説・高埜利彦

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