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考え方が変わる、演奏が変わる!
世界的フルート奏者が語るフルート、音楽、そして人生。長年にわたる演奏経験から生み出した技術、練習法、哲学を惜しみなく公開。
本書は、ペーター=ルーカス・グラーフ氏とフルート奏者・齋藤寛とのメールのやり取りから生まれました。
音楽の作り方やエチュード活用法、さらに個性を作る方法や文化への理解など、演奏家にとって本当に役立つ52の考え方。
本書を読めば、音楽との向き合い方が変わり、自身の演奏をレベルアップさせるのに役立つはずです。
■著者について
ペーター=ルーカス・グラーフ
(Peter-Lukas Graf)
1929年1月5日、スイス・チューリッヒ生まれ。チューリッヒ音楽院でアンドレ・ジョネに、パリ音楽院でマルセル・モイーズとロジェ・コルテに師事。
そのキャリアはミュンヘン国際音楽コンクールで優勝したことから始まり、24歳の時にはイベールのフルート協奏曲をレコーディングして非常に注目を浴びた。ヴィンタートゥーア市立管弦楽団及びルツェルン音楽祭管弦楽団の首席フルート奏者を歴任しながら、徐々にソリストとして、また室内楽奏者として世界的に活躍。指揮者としても、ルツェルン歌劇場で1960年から1966年まで首席指揮者を務め、国内外で長きにわたって演奏活動に従事した。さらにバーゼル音楽院では1973年から1994年まで教鞭を執っており、同院教授として多くの後進を育成してきた。
1974年に初来日。それ以来、ソリストとしてあるいは講師として多数来日している。
また、各国で使用されているフルートの教則本の著者としても知られており、Schott Music社から『CHECK-UP(チェックアップ)』『Interpretation(美しいメロディーを作るための演奏原理)』『The Singing Flute(ザ・シンギング・フルート)』『Study with Style』が出版されている。録音では多数のCDが主にCLAVESレーベルから出されているほか、日本でもライブCD『コンチェルティーノ』(2013年6月)および『リサイタル』(2018年12 月)がリリースされている。
国際的な受賞歴としては、クラカウ音楽大学名誉博士号(ポーランド)、アメリカフルート協会から生涯功績賞、イタリアのフルーティスト協会Falautから「金のフルート」生涯功績賞、ハンガリーではドップラーリング賞。
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