良いデジタル化悪いデジタル化

良いデジタル化悪いデジタル化

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出版社
日経BPM(日本経済新聞出版本部)
著者名
野口悠紀雄
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2021年6月
判型
四六判
ISBN
9784532358907

日本の「失敗の本質」を明らかにし、本当に「使える」仕組みへの道筋を提示する。
コロナ禍におけるさまざまな出来事を通じて、日本におけるデジタル化の遅れが白日のもとに晒し出された。かつて銀行オンラインシステムで世界の最先端を走っていた日本で、なぜ、こうした事態になってしまったのか?
なぜ、日本政府はテレビ会議も満足にできないのか? なぜ、いつまでも印鑑やFAXが使われるのか? マイナンバーカードが国民管理の道具に使われることはないか? クッキーをめぐるグーグルの方針転換は、なぜ重要なのか? そして、クラウドやブロックチェーンの導入、世界に開かれた仕組み、政府への国民の信頼が、なぜ不可欠なのか?
日本の労働生産性の低迷、「テレワーク」「オンライン教育」「オンライン診療」も進まない官民双方の著しいデジタル化の遅れの根本要因を明らかにし、個人の自由とプライバシーを守れるデジタル化への道を指し示す。

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