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◆第五句集
小さな自我(エゴ)の個人的な消息ではなく大きな意識・「いのち」の宇宙的な消息に、片鱗でもふれたいと思う。
「月日星(つきひほし)」と宇宙へ呼びかけ歌うのは三光鳥。それにあやかり、句集の題名を「月日星」とした。
(著者)
◆自選十二句
筍が生るる老爺の足の裏
抱き上げし子犬の鼓動木の芽風
蝉の穴いつやら閉ぢて花の塵
泰山木の花の段段青雲へ
薫風の丘や線量計うごく
潮の青差しくるごとく七変化
ががんぼが墜ちるテレビと壁の間)
雨音と虫の音またも入れ替る
離散して名のみ山河に銀河濃し
車椅子の妻の目線で年送る
冬桜と同じ日ざしの中に居り
鴨百羽一夜に去りぬ一羽置き
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