最後まで読まれなかった「クリスマスの物語」

最後まで読まれなかった「クリスマスの物語」

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出版社
高文研
著者名
渡邉信二
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2021年6月
判型
四六判
ISBN
9784874987612

事件当時、教育委員会指導主事として調査にあたった著者が10年の歳月をかけてたどり着いた「生き方報告書」と「命の使い方」の実践。

本書の著者は、いじめ自死事件を調査にあたり、特に亡くなった中3男子生徒の内面の考察(内的状況についての考察)を担当した教育委員会指導主事でした。
いじめ自死事件が起きると、【真相究明を訴える遺族×組織防衛に走る学校・教育委員会】という対立構図のイメージが定着しています。しかし、本書の著者は自死した生徒の「死亡報告書」を書くのではなく、亡くなるまでいかに生きたのか──「生き方報告書」を書くことを目指して遺族の元に通い詰め、信頼関係を築いていきました。

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