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英国の地方自治についてコンパクトに解説した入門書。地方自治の発展とその背景を理解できるように配慮した。
英国の政治行政制度や政策はしばしば変更される。歴史・制度・政策についてバランスよく解説しつつ,国(中央政府)と地方自治体(カウンティ,ディストリクト,一層制自治体など)の間の「地域」というレベルが,重要な役割を持ち始めたことを詳しく説明する。それは合同行政機構やその公選首長の設置の動きや,デボリューション・ディールという権限委譲のしくみ,ノーザン・パワーハウスや北部交通,ケンブリッジ・ミルトンキーンズ・オックスフォード成長回廊などについて触れる。
ブレグジット(EUからの離脱)を経て,これから益々,英国独自の政策が求められる。そして,サブ・ナショナルな「地域」や大都市を中心とした都市圏(シティ・リージョン)が重要になる。本書はこれらの基礎的な情報を知るための手がかりとなろう。
目次
第1章 歴史的発展
第2章 英国における地方自治の全体像
第3章 公選議員と選挙
第4章 人的資源
第5章 全国的枠組み
第6章 地方自治体の財政
第7章 教育とソーシャル・サービス
第8章 住宅,計画,交通
第9章 警察,ライセンス,コミュニティ
第10章 準主要な地方政府
付表Ⅰ 役立つ連絡先
付表Ⅱ 主要な立法
付表Ⅲ 重要な日時
付表Ⅳ 2019年総選挙における各政党のマニフェスト
参考文献
訳者あとがき
索引
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