『星の王子さま』再読

『星の王子さま』再読

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
小鳥遊書房
著者名
土田知則
価格
2,090円(本体1,900円+税)
発行年月
2021年6月
判型
四六判
ISBN
9784909812605

邦題『星の王子さま』から抹殺された 「ちいさな」(petit)という形容詞抜きには読めないものとは? 作品にはなぜ「戦争」の影が立ち籠めるのか? キツネやヘビはどのような役割を果たしているのか?
『星の王子さま』という、いかにも可愛く、愛らしい邦訳タイトルに慣れ親しんできた読者のイメージを壊すかもしれないテクストそのものの精読。 この物語は絶望と孤独感に満ちている!


【目次】
はじめに
1 邦訳タイトル『星の王子さま』をめぐって
2 「小さなもの」と「大きなもの」
3 王子がめぐった六つの星とその住人たち
4 『星の王子さま』とはどんな作品なのか
5 作品に立ち籠める「戦争」の影
6 王子とはいったい誰なのか
7 キツネは本当に、良き友だちなのか
8 キツネが用いる“apprivoiser”という動詞の真意とは
9 ヘビは邪悪な生き物なのか
10 対一者から複数の他者たちへ
11 王子が地球で出会う人々
12 星と砂漠の思考
おわりに

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top