取り寄せ不可
最新の異分野融合研究はこんなにも面白い! 仏教学・心理学・脳科学による挑戦的研究
どうしてマインドフルネスはストレス軽減につながるのだろう? 世界中で流行するマインドフルネスですが、意外なことに、この問いへの科学的解明はいまだなされていません。多分野の研究者が協働し、マインドフルネスの源流である仏教の瞑想法(身心の観察)を問い直したとき、果たしてその答えはみえてくるのでしょうか。科学と仏教を架橋する待望の入門書。
【目次】
序 論(蓑輪顕量)
第一部 仏教学からのアプローチ
第一章 パーリ仏教に見る身心の観察(林隆嗣)
第二章 止観の分類とマイナスの反応への対処法(蓑輪顕量)
第三章 中世禅宗における身心の観察(余新星)
第二部 異分野の架け橋となるために
第一章 瞑想修行と計測の可能性(佐久間秀範)
第三部 心理学からのアプローチ
第一章 うつ・不安が解消しないとき――マインドフルネス療法でうまく進まないケースの特徴(杉山風輝子・内田太朗・熊野宏昭)
第二章 瞑想実践の効果と副作用
一 臨床心理学におけるマインドフルネス瞑想(越川房子)
二 止観修習の順序問題(一):瞑想初学者が感じる困難さ(阿部哲理)
三 止観修習の順序問題(二):初学者にみられる効果/みえにくい効果(石川遥至)
第三章 マインドフルネスと戒の関係(牟田季純)
第四章 注意機能とマインドフルネス瞑想(中島亮一・田中大・今水寛)
第四部 脳科学からのアプローチ
第一章 瞑想中の雑念を脳波で可視化する――マインドフルネス療法がうつ・不安を改善するメカニズム(髙橋徹・熊野宏昭)
第二章 脳のネットワークから見た瞑想状態(今水寛・浅井智久・弘光健太郎)
終 章(蓑輪顕量)
あとがき/索 引
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。