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北米インディアンの闘いに学ぶ
太平洋をはさんで、サケと共に生きてきたサーモンピープル──その西のアイヌが、はるか対岸の北米インディアンを訪ねて学び、きざした思いとは
自分たちも川でサケを獲りたい…
自分たちの川を取り戻したい…
そして2020年夏、彼らはアイヌ先住権回復をめざして裁判に踏み出します
日本の先住民族であるアイヌ民族に経済的な漁業権を含めた先住権があることは、北海道島におけるアイヌ民族の歴史が明確に示しています。…ラポロアイヌネイションとしての運動が、アイヌ民族の先住権の回復に大きく寄与する一歩となることを期待せずにいられません。そしてその取組みは、長期的にはSDGs(持続可能な開発目標)と結びついた、地球社会が取組むべき世代を超えた課題でもあるのです。
[北海道大学アイヌ・先住民研究センター長 加藤博文──本文より]
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