名歌で知られる八尾の民謡詩人、小谷契月は、本名・恵太郎、明治35年(1902)に呉服商の長男として生まれ、幼いころより画才と文才に秀でていた。おわらや俳句、民謡詩の他に、戯曲なども手がけ、文人として多彩な顔を持つ。艶やかなおわらの韻律をもとに、郷土の四季折々の情感や美を詠う契月の詩や民謡の世界は、高志の風土とは切り離せない風土から生まれたものである。没後50年を記念しての初の作品集である。
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