小林秀雄美しい花

文春文庫

小林秀雄美しい花

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出版社
文藝春秋
著者名
若松英輔
価格
1,265円(本体1,150円+税)
発行年月
2021年6月
判型
文庫
ISBN
9784167917128

文学者の役割とはなにか?
この本は現代に問いかけてくるーー
角川財団学芸賞・蓮如賞ダブル受賞!
今なお読み継がれる稀代の批評家・小林秀雄。ランボーやヴァレリーの翻訳、川端康成ら同時代作家との深い交流の中で、ついに己のスタイル=詩法を確立していく様を描き出した、真摯な文学者の精神的評伝。また彼の批評活動の背後に「信仰」ともいうべき熾烈なものがあることを明らかにした画期的労作である。解説・山根道公

目次:
序章 美と見神
第一章 琥珀の時代
第二章 魔術に憑かれた男
第三章 ウルトラ・エゴイストの問題
第四章 鏡花とランボオ
第五章 川端康成とスルヤ
第六章 富永太郎と燃えた詩集
第七章 別ちがたきものーー中原中也(一)
第八章 信仰と悲しみーー中原中也(二)
第九章 美しき羞恥ーー堀辰雄(一)
第十章 すばらしい失敗ーー堀辰雄(二)
第十一章 「Xへの手紙」と「テスト氏」
第十二章 神なき神秘家
第十三章 『文學界』の創刊ーー中村光夫と中野重治
第十四章 不可視な「私」
第十五章 すれ違う同時代人ーー中野重治
第十六章 正宗白鳥と「架空の国」
第十七章 歴史と感情ーー『ドストエフスキイの生活』(一)
第十八章 秘められた観念ーー『ドストエフスキイの生活』(二)
第十九章 信じることと知ることーー『ドストエフスキイの生活』(三)
第二十章 戦争と歴史
第二十一章 世阿弥という詩魂
第二十二章 運命のかたちーー「西行」と「実朝」
あとがき
文庫版あとがき
解説 鮮烈な小林論を生み出す近代日本カトリシズムの精神的土壌 山根道公
人名索引

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